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予防接種

百日咳

百日咳菌という細菌が毒素を産生し、長期間強い連続する咳が出てきます。大人は咳が長期間続きますが、苦しくなることはありません。お母さんからもらう百日咳に対する抗体は少なく、月齢が6か月以下、特に3か月以下の赤ちゃんでは感染すると重症化し、呼吸を止めたりすることがあります。呼吸を止める場合は人工呼吸器を使用する集中管理が必要になります。2か月から予防接種が可能ですので、早めに接種を開始することが大事です。
また伝染力の強い細菌ですので、抗体価が落ちてくるとされる4歳以上のお兄ちゃん、お姉ちゃんがいる場合はお兄ちゃん、お姉ちゃんにも追加接種をしてもらった方が良いと考えます。

 

就学前の三種混合ワクチン接種について

百日咳の抗体は小学校入学前に低下してくることが知られています。百日咳の感染を予防するためにはMRワクチンの2期に合わせて三種混合ワクチンを接種することが推奨されています。特に乳児と同居している場合は、家族内感染が危惧されますので、4歳以降での接種が推奨されています。